2011年9月25日日曜日

秘密兵器

生後3週間を過ぎました。
毎日接していると、この子の活動パターンが少しずつみえてくるのが楽しかったりします。

そのパターンを解析できるのが、コレ!


お産でお世話になったクリニックに入院している際に、母乳、ミルク、ウンチ、おしっこなどを行った記録をつけることが義務だったのですが、退院し実家に戻ってからも、Excelで表を作成し、A5ノートに貼り付けた「育児ノート(新生児編)」を継続してます。

育児雑誌を見ていると、このような表をつけているママさんたちは多いようですが、
このノートのおかげで、母乳を飲んでいるTotal時間、右、左のバランス、ミルクの頻度と総量、ウンチやおしっこの頻度と量などが1週間単位で、変化してきているのがわかりました。

だんだんと母乳の出が良くなってきたり、飲む量や回数も増えてきたりします。
ウチではミルクも併用していきますが、母乳とミルクの配分によって、ウンチやおしっこの質、頻度などが変わってくるんですね。そんな時はコチラの表がわかりやすかったです。月齢別ではこんな表も知っているとためになりますなー!
まさに赤ちゃんは正直なしくみで動いてくれるので、ノートのデータと実ブツを見て健康チェックができます。


特に深夜、
妻も私も朦朧としながらおむつ交換やお乳タイムに突入すると、次にどちらの乳(またはミルク)をやるのがベストなのか、うるおぼえの記憶や直感などに頼らなくてすみます。
最近では、1,2時間ごとの深夜系オムツ&お乳が、2,3時間ごとに安定してきました。
3時間一気に眠れたりすると、妻と二人で喜んだりする日が増えてきました。


さて、秘密兵器ってコレ??
いやいや、このノートではありません。

コイツです。

コンビ お湯でコットンおしりふきLV



左手でLちゃんの両足を捕まえながら、右手でコイツからコットンを1枚とって黄色のノズルを押すこと2,3回。すると中から約40度前後の温水がコットンを湿らせてくれます。

実はうちのLちゃん、少しおしりがカブレやすいようで、以前は赤くヒリヒリ状態でしたが、温水コットンがおしりにやさしいと評判を聞いて早速導入。また秋田の深夜早朝は気温も低く、市販のおしりナップのように「冷やっ!&ビックリ!」させなくていいんです。

こんないい製品、貸してくれたSさん(妻トモ)、Thanksです!!!

このグッズをはじめとして、寝室内の妻と私の間には、こんなグッズをそろえてます。


花王メリーズ 新生児用 
約10枚程度を手元に常備 (ウチでは必ずメリーズなのだw) 
成長時期に合わせて吸収生地が微妙に違うらしい。


コンビ社 お湯でコットンおしりふきLV
前述どおりの使い心地は最高!

エリエール除菌ウェットティッシュ 
ノンアルコールなので、低刺激。でも除菌もばっちり。いちいち手洗いするの面倒っす。


Thermosの真空断熱携帯マグ
アウトドアで使う目的で数年前に購入しましたが、保温性の良さはもちろん、
蓋つきでホコリが入らないので室内使用もチョベリグだったりする。
ノンカフェインのルイボス茶を愛飲中


100均で買ったゴミ箱
こういうところは、100円でおさえましょうかね。
でもいずれ臭いウンチがでるようになったら、その時考えましょか。


小物グッズ
[綿棒、ピンセット、ブラシ、滅菌ガーゼ、おへそ用消毒液と固定テープ、ベビーオイル、つめきりなど]


ハロゲンヒーター(メーカー不明)
まさか9月でヒーターのお世話になるとは思わなかったけど、そこは秋田!
スイッチOnですぐに暖かいのがイイネ!
授乳は肌の露出が多くなるので冷えに注意!




そんな、グッズたちを、ベッドサイドに配置、在庫管理するのも私の役割です。

それでは、今日もお休みなさい。



2011年9月18日日曜日

生後半月が経ちました

生後半月が経過。子供の扱いに少しだけ慣れてきて、少しだけ行動パターンもわかってきて、喜怒哀楽がだんだんと出てくる時期。どの親もわが子をカワイイとモーレツに思う時期なのではないでしょうか。
毎日毎時間いろんな表情を見せてくれるので、どっぷりと親バカ街道まっしぐらになってます。

子供、特に乳幼児は成長が早いと聞いてはおりましたが、本当に成長が早い。速い!
成人用の体重計で測定したので、正確ではないのですが、半月で600gも増えました。

出てきたときが、2590g、今回測定したら3200gでしたので23%もUp!
お乳とミルクだけでよく育ってくれますね。エライ!
(で、なぜか自分が2kgも痩せている。これはマズイ!)

さてさて、少し話しは変わりますが、本日のお題はこちら。


働くママと働きたいママ向け雑誌『bizmom(ビズマム)』秋号に掲載されていた特集記事を
パパスイッチがとりあげていていました。
FACEBOOKでも、この記事を仲間内にシェアしてみると、男女ともにいろいろな意見や怒り?がワンサカとでてきました。
FACEBOOKだけでなく、こちらのBlogではもう少し自戒の念をこめて、再考察しようと思います。

まずは、グラフを抜粋させていただきました。(クリックすると本文掲載記事にJumpします)


まずは自分がどれだけフラストレーション危険度があるのかちょっと確認。
恥を忍んで忠実に自己評価せねばだ。
私の該当するのは、以下のとおり。
(妻が採点したらもっとあるかもしれないけど、正解を知るのがコワイっす。)

1.忙しいのに手伝わない。
→極力やっているつもりだけど、手を抜いている瞬間はすぐにばれます。
2.自分の好きなことばかりする。
  
→独身時代は、趣味一辺倒な生活だったので、切り替えというかメリハリのつけ方がまだまだ身についていないような気がします。
3.何度も同じこと言わせる。
→妻のやり方と私のやり方に差異がある時、どうしても自分の悪しき習慣が出てしまいます。

それでは、このリストにある悪行をしなけりゃいいのか?
そんな単純な問題解決ではないと感じますし、全部愚直に実行するのも難しいと感じるでしょう。
ふと、そんな矢先、ある著名Blogerの書いた書評で心にグサっときたものがありましたので紹介します。

No Second Lifeというタイトルで毎日Blogを綴っている立花岳志さんの9/16の記事です。
それは『人間関係を劇的に改善する「箱」脱出法』というタイトルの本の書評でした。
もし時間があれば立花さんの書評を読んでみると、かいつまんで内容がわかります。

誤解を恐れずにあえて要約してみるならば、
「人は自分を正当化するために自分を守る「箱」に入り込んでしまい、知らぬ間に相手を傷つけて攻撃してしまう」ってこと。
書評だけでも、大きなヒントをもらった気がしましたので、近いうちに原作を読んで熟考したいと思います。

イライラすることとは反対に、どうすれば気持ちいいのかという観点もイライラを解消させる大きなヒントになるでしょう。

これはもう単刀直入に妻に聞いてみました。

すると、妻曰く、
「ほんの些細なことだけど、つぶやきのようなちょっとした一言に反応して、なにかしてくれる時」
だそうな。
なにか具体的に要求したわけでもないのに、自然と察してくれて欲しかったものを取ってきてくれたり、
体調の微妙な変化に気づいて、「大丈夫? 」と心配して声をかけたりする時に、うれしさを感じるらしいのです。
なーんだ、そんなことかと一瞬思いましたが、少しヒントになりました。
やさしさはワザとらしく演出するものでなくて、その人のことを大切に思う気持ちから始まるんだなと。
そして、やさしさがコトバに出るようになれば、後は実際に行動をしてみて相手がHappyになってくれたか表情で確かめることなんだろうって思います。

前述の本はまだ読んでおりませんが、つまるところは、

・本当に自分の言っていること、行っていることが正しいのか?よく考えてみよう。
・相手が何を欲しているのか、何を行ったらHappyになるのか少し先を想像して演出してみよう!


 こうすることによって、自分に内包している多くのイライラ要因は少しずつ解消するのではないでしょうか。もちろんこれは男性(夫側)だけでなく女性(妻側)にも同様にいえることですけどね。
とにかく、相手を攻める前に、相手のための想像する力が必要です。

あーあ、こう書いたからには、明日からも”ぬる湯のような「箱」”から出ていかねばだ!

あ、本題とは少しそれるかもしれませんが、
娘の使っている哺乳瓶で、吸引力がどれほど必要なのかテストしました。
やはり、娘の気持ちもわかってやらないとですから。(本人はいたってマジメです)


2011年9月5日月曜日

はじめての。。。

生後3日目を経過したわが子。
このチビちゃんにとって、やることなすこと「生まれて初めて」なんですね。


初めてのくしゃみ。
初めての母乳。
初めてのウンチ。
初めての抱っこ。
初めてのおむつ替え。
初めての沐浴。
初めてのおなら。
初めての白目ひんむき。
初めてのニヤリ。
初めてのおお泣き。
初めての添い寝。
。。。。




私は、この子の「初めての○○」に何回付き合えるのだろう。
なるべく多くの「初めて」の場に付き添ってあげたいなと思います。

おっぱいだけはしかたないけど、妻だけに独占させるのはもったいない。
本日、「沐浴をやってみよー」の体験を経て、強く強く実感しました。

沐浴体験実習では、まず同日に生まれた別の赤ちゃん(2890gの女の子)を助産師が
洗う部位の順番や気をつけることを説明しながら実演です。
その子の母親も、うちら夫婦も、「へー」とか「ほえー」とか言いながら一応の理解はしたつもり。
ただ、うちのLちゃんがほったらかしにされてふてくされてたので、おお泣きしてたのが気がかりで
ついつい抱っこしながら、片方の耳で説明を聞いてしまいました。

その数時間後、母乳とおむつ交換の一連が一通り終えたうちのLちゃんの出番です。
今度は、私が沐浴実演者、妻はカメラマン、助産師さんは横で見る人という役割に!

まず、意外にも熱めの温度にややビックリ!
最初は泣いたりバタバタさせたり落ち着かなかったLちゃんが、お湯に慣れてくれると
徐々にマブタ半開き状態のとろーーーん状態に変身。
助産師さんの教えを忠実に再現したつもりが、ところどころ忘れてましたね。

・どこまでお湯につかるのか?
・石鹸のヌルヌルはどれくらいでとれるのか?
・どこを支えてあげると落ち着くのか?
・お湯に入れる前に、事前に用意しておくものは?
・おへそって、最初はこんなかたちなの?
・まだ買い揃えていないものはなんだろか?
・この子が本当に気持ちよくなるには?

初めての沐浴を体験することで、気づくことはまだまだあったと思います。
まだまだ教わることあるだろうし、自分で新たな答えを追求していくこともあるでしょう。

わが子との絆がまたひとつ増えたのもいいことですが、
育児というのは、子を育てるだけでなく親である自分自身が育つことなんですね。
初めての沐浴でしたが、そんな気持ちを少し体感した気がしました。

(沐浴実演後、スッキリしたLちゃんのスヤスヤピー)

最後にもうひとつわかったことがあります。

私は、この子の頭のにおいをかぐのが大好きです。
高級なベビークリームのようで、かすかに甘くて、ずーーとかいでいたくなる。
(そして寝そうな気分)

このにおいは、赤ちゃんの体臭とおっぱいやミルクのにおいが合わさったものだろうと
思ったのですが、どうやらベビー石鹸も一役買っていたようです。
沐浴実習を終えて何回か手を洗いましたが、今でも自分の手がLちゃんと同じいいにおいがします。


さて、明日は何の「初めて」かな?

2011年9月2日金曜日

新しいいのち

なななんと!


ウチの子の予定日は9/12だったのですが、
実は本日9月2日。
すんなり安産で生まれてきたのでありました!



Facebookでは、その時々において状況を更新していたのですが、
この興奮と感動のいきさつを反芻してみてくなりました。(たぶん長文だな。こりゃ)




出産前日(9月1日)
この日は、定期検診の日。午前中に内診を終えた妻。なんと夕方あたりから腹痛が始まってきておりました。

確かにお腹のでっぱりが下に下りてきましたが、まだ38週だしねー。
ネットでいろいろな妊婦さんの経験話を読んでいると、どうやら内診がきっかけで陣痛が始まることもあったりなかったり。
お産の経過は、妊婦さんの数だけパターンが違うようですから。


でも、まだ早いんじゃないの?というのが二人の所感。
不定期に腹痛を訴える妻も痛みをこらえながら、その夜は、いつもどおりに就寝。


と、思っていたのは私だけ。
やはり妻は自分の体の微妙な変化をきちんと把握できていたようでした。
眠れぬほどの鈍痛で3時過ぎには目を覚まし、4時45分からは痛みがやってくる間隔を測り始めていたのです。
その間隔をきちんと計測していたのが、コレです。


陣痛ログ
http://itunes.apple.com/jp/app/id388636724?mt=8&ign-mpt=uo%3D6


iPhoneの無料アプリです。
痛みが始まった時に、「開始」、痛みが治まったときに「終了」を押すだけで、
痛みの時間や陣痛の間隔のログが更新されるわけです。


そして6時過ぎに私を起こし、「とうとう陣痛が始まったみたい。病院に連絡!」となりました。
痛みの弱いうちに身支度をして朝食を済ませて、いざ病院へ!
7時半頃に病院へ到着し、すぐに内診。
すると、確実に陣痛が始まっていることが確認され、子宮口が半分ほど開いている状態でした。


いったん入院する部屋に通されてから、すぐに分娩室の隣にある陣痛を過ごすための部屋に向かいます。
部屋に向かいながらも、立ち止まって痛みをこらえる妻が痛々しくもとっても気丈にみえました。




もう、その頃は痛みの度合いの強さが徐々に増してきたようで、間隔も10分間隔になってきました。
ここからさらに鈍痛が妻を定期的に苦しめます。


散々お産マニュアルは読んだけど、今がどんな時期でどんな呼吸法をすればいいのか?
頭から半分以上抜け落ちておりました。
痛みから開放され目をつぶって深呼吸してリラックスしている妻のとなりで、
さらーーと、お産の手引きを見て再確認。
妻をなんとか助けてやりたい気持ちで一杯ですが、打つ手が少ない。。。


陣痛が5分間隔くらいになってきた10時頃、痛みのピークは増すばかり。
痛いときに、何かしてやろうと体をさすってあげようとしましたが、これは逆効果でした。
陣痛時のボディタッチには過敏な状況となっており、つらいながらも冷静に意思判断しているようなので、妻のいうことに耳を傾けます。
体勢を変えたり、起き上がったりするのを手伝い、助産師を呼びに行ったり、いっしょに深呼吸をしてみたりと、できることといえばその程度でした。


そして、次の内診で、とうとう「子宮が7,8cm」ですよ、とのこと。いよいよです。
テニスボールを局部にあててあげると無駄に力まなくてよいという助産師さんのアドバイスを忠実に実施したところ、効き目があったようで、これで私の役割がひとつ増えたぞ!と内心喜びました。
ただ、これが半端ない力作業でして、1分以上も押し続けるのに体勢や手首の角度など毎回工夫を重ねてはみるものの、かなりの重労働(ごめん、妻のほうが100倍も重労働なのだ)に苦戦。


陣痛ログをとりながらテニスボールで介助という一連の作業が1時間以上続きました。
3度目の内診の後、ついに子宮口全開! 
痛みは3分おきという激しくつらい状況の中、とうとう分娩室に入ります。(11時35分)


分娩室に入って、分娩の体勢を整える妻。
私も青い手術着のようなものを着用して、本番に臨みます。
「痛い痛い痛い」とか、荒れる呼吸のせいで、助産師さんのアドバイスがなかなか妻の耳に届いていないようでしたので、耳元で同じことを伝えてあげる役割を担当。


私の手を握る妻の握力の強いこと強いこと!
これが、新しいいのちを育む尊さ、重さ、強さなんだなと感じると、じんわり涙が出てきました。
(まだ、生まれてもないのに、ここで泣いたらこの先どうなる??)


激しく力むこと4回。
顔を真っ赤にしながらがんばってくれた妻のおかげで、分娩室に入ってからたった25分で
赤ちゃんがこの世に出てくることができました。


2011年9月2日金曜日 12時00分 


この世に生まれてきたわが娘:Lちゃん(当面はこう呼んでみましょうかね!)
2590gのスレンダーボディは、お腹からでるやいなや、元気な声で初泣きしてくれました。






この瞬間、妻に最大の感謝の気持ちを表したくなりました。
「ありがとう、よくやったね!がんばったね!」と。


分娩後の後処置のため、いったん退室していた私が分娩室に戻るとカンガルーケアをしている最中でした。
ここで、まじまじと母の胸にいるLちゃんとの対面。
新しいいのちがこの世に生まれてきたことを確かめたくて、小さなお手手と握手。




ハウスハズバンドになろうと決心したのは、ずいぶん前のことでしたが、
我が子の眼を見て、手を握ることができた今日、ハウスハウバンドが本格的に始まっていく予感が強まっていったのでありました。


(真っ黒な初ウンチの儀式も終え、着替えてスッキリしたLちゃんと私)